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良い睡眠について(6) 体温
2017年12月5日こんにちは。
Iris ~鍼灸マッサージ villa~
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師 三浦です。
今回は体温を調節することによっても寝やすくなる
ということついてお話していきたいと思います。
寝るときには筋肉や臓器、脳の温度を下げて、それらを休憩させています。
ですので寝るとき基本的には体温が下がると言われています。
ただ、もう少し詳しくみていくとより分かりやすいです。
体温には「表面体温」と「深部体温」という2種類あり「深部体温」のほうが2℃ほど高いといわれています。(時間によって温度は変わります。)
基本的には
昼間(活動時)は「表面体温」の方が低く、「深部体温」が高いです。
夜間(寝るとき)は「表面体温」の方が高く、「深部体温」が低くなります。
そして、この2つの温度が近づくほど眠くなっていくと言われています。
この2つの温度を近づけることが今回の「鍵」ということですね。。
温度が近い時間帯はいつなのでしょうか?
「深部温度」の方が2℃ほど高いので「深部体温」が「表面体温」より低い時が
1番温度が近い時間帯になります。ですので「寝るとき」ということですね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
簡単に説明するとお風呂に浸かっていただき1時間30分~2時間後に寝ていただくのがベストだと思います。
というのも、命を守るために寒ければ体温を上げて、暑ければ体温を下げるという機能が備わっているのでその機能を使っていきます!
お風呂に浸かって体が温まり、暑いと感じるので次第に温度を下げる機能が働きます。その時「表面体温」は熱を出すために働いているので温度が高く
「深部体温」は熱がでているため温度が低くなっています。
まさに先ほどの「寝るとき」の体温になっています!
そうしたタイミングが寝るチャンス!
お風呂に浸からない方もいるかと思います。
シャワーで済ませるという方は浸かる方よりも深部まで温まらないので
30分~1時間以内に寝ていただいたほうが寝やすいかなと思います。
まずはこのように試していただき、あまり寝付けないなどあるかと思います。
自分でこれくらいお風呂に浸かってから何分後の方が寝やすいなど多々あるかと思いますので沢山お試ししていただけると幸いです。
素晴らしい眠りをみつけていきましょう。
次回は寝やすい室温についてお話していきたいと思います。
忙しさと寒さで自律神経が乱れがちなこの時期、
鍼灸マッサージでメンテナンスはいかがですか?
スペシャルケアには美容鍼(デコルテから上のマッサージ付)や
ヘッドオイルマッサージもおすすめです。
Iris ~鍼灸マッサージ villa~
(世田谷区 小田急線 豪徳寺駅より徒歩3分)