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睡眠について(9) 睡眠ホルモン
2017年12月13日こんにちは。
Iris ~鍼灸マッサージ villa~
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師 三浦です。
睡眠の質を高めることは朝起きた時から始まります。
ご存知の方も多いと思いますがメラトニンというホルモンがあります。
メラトニンは寝る準備ができたことを細胞に知らせるホルモンと言われています。
外が暗くなるにつれて分泌が増えていきますが、適切な時間に光をあびていなければそのメカニズムが台無しになってしまうこともあります。
その適切な時間というのが朝6時~8時30分の間と言われています。
ですので、「朝の太陽光を6時~8時30分」の間に浴びることで夜にメラトニンの分泌が正常に行われます。
もう一つ睡眠に欠かせないホルモンがコルチゾールというホルモンです。
コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれています。
というのもストレスが生じた時にコルチゾールが分泌されるからです。
ですが本来コルチゾールは起き上がって活動するときややる気をだすことを促してくれます。
そしてコルチゾールは朝、分泌が増え夜に少なくなっていく傾向があります。
朝は活動的になり夜にはスイッチが切れたよう眠い状態になります。
ですので睡眠のサイクルにはどちらのホルモンも大事ということになります。
先ほどの太陽光を浴びるというのはコルチゾールの分泌を促すことにもつながります。
メラトニンとコルチゾールはシーソーのような関係にあり、どちらかが増えるともう片方は減ります。なのでお互い適切な時間に分泌されればバランスがとれ、一番良い状態になります。
そのバランスが乱れていると夜に体は疲れているのに脳は活発に動こうとしてうまく寝れず、朝スッキリ起きれるはずが気だるくて起きられないというようなことになりえます。
メラトニンやコルチゾールのバランスをとるためにも朝6時~8時30分の間に太陽光を浴びていただけると最高の睡眠につながっていきますので、お試しください。
1番良いのは15分ほど散歩して直接光を浴びることですが、寒い中、散歩したくない。という方も多いと思いますので家の中で5分でも10分でも光を浴びていただくだけでも良い睡眠につながっていくと思います。
忙しさと寒さで自律神経が乱れがちなこの時期、
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Iris ~鍼灸マッサージ villa~
(世田谷区 小田急線 豪徳寺駅より徒歩3分)